日々乳がんと闘っているみなさん。
「抗がん剤治療中だから…」
「傷痕がきになるから…」
と温泉旅行をあきらめていませんか?
この記事では温泉好きなみなさんのために、乳がんのことをなるべく気にしないで済む工夫や、抗がん剤治療中の温泉旅行での注意点をお伝えします。
この記事を最後まで読めば、きっと今週末にでも温泉にいきたくなっていることでしょう。
※この記事では乳がん治療中に温泉旅行に行くことを容認する内容を掲載しています。記載されている条件下でなら温泉旅行は問題ないことが多いですが、心配なときやわからないことがあるときには、必ず治療中の医療機関や担当医師に確認するようにしましょう。
そもそも乳がん治療中に温泉に入っていいの?

傷が痛かったりしない?抗がん剤をやっててもいいの?
結論。以下の7つの条件をみたせば、温泉に入ってもいい。
- 手術の傷が治癒しており、何も貼らなくても傷からの滲みだしで洋服が汚れたりしない
- 自宅で問題なく湯船につかっている
- 手術から最短でも1週間は経過している
- しこりが皮膚から飛び出していない(=自壊していない)
- 放射線治療中ではない
- 抗がん剤治療中の場合、免疫力の低下のピーク時ではない(=投与後7~14日目ではない)
- 抗がん剤治療中の場合、手足症候群など副作用による皮膚のトラブルがない
手術から最低1週間程度たっていれば、多くの場合は傷はしっかり閉じていて、温泉につかっても痛みは感じない方がほとんどだと思います。
傷口からの滲みだしがあったり、乳がんが皮膚から飛び出すほど進行してしまっている場合は感染や痛みのリスクが高いので入浴は避けましょう。
放射線治療中の方は、放射線性皮膚炎(放射線によるやけどのようなもの)のリスクがあるため避けておく方が無難でしょう。幸い放射線治療は短期間(手術後であれば16~25日)で終わることが多いですから、温泉にはしっかり治療が完了した後に行くようにしてください。
抗がん剤治療中は特に7日~14日目に免疫力の低下のピークを迎えるのでその時期は避けるようにしましょう。
また、副作用による手足症候群(手足が真っ赤に腫れたり、皮がめくれたりする症状)があると水質によっては痛みが出ることがあるので避けるほうが無難ですね。
でも、上記の条件を満たしていれば、問題なく温泉に入ることができますよ。
傷跡を隠したいんだけどどうしたらいい?

傷をみられるのは少し抵抗があるかな…
傷跡を隠すには「バスタイムカバー」を使用するといいかもしれません。
筆者は傷跡は勇者の証だと思っているので、必要以上に気にせず、堂々と入浴したらいいと思いますけどね!
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また、バスタイムカバーに加えてヌーブラ型の人口乳房などを活用すると、乳房の膨らみも再現できてより気にしないで入浴できますね。
オーダーメイドのものもあるようなので、こちらにリンクを貼っておきます。
https://www.breastcare-nubra.jp
着衣で入れる温泉宿なんてあるの?
実は厚生労働省からこんな通達が出ているんです。
公衆浴場、旅館・ホテルの浴場、サウナなどでは、乳がん手術や皮膚移植などの傷あとをカバーする専用入浴着を着用したまま入浴することができます。
入浴着を着用される方々も気兼ねなく入浴できるよう、入浴施設等の事業者、従業員や入浴施設を利用される皆様のご理解とご配慮をお願いいたします。引用:厚生労働省ホームページ
つまり、
「各温泉施設やホテルは、乳がん手術後の方が入浴着を着ることを許してあげてね」
と言っているわけですね。

こんなポスターまで作ってくれているんですから、
入浴着を着用することに何の後ろめたさも感じる必要はないんです。
乳がんの方が温泉に入りやすくなる取り組み
それでも心配な方は、乳がんの方を歓迎している宿に泊まるなんていうのはどうでしょうか。
ピンクリボン温泉ネットワークを活用する

入浴着着用はもちろんOKだし、
バスタイムカバーの貸し出しもしている施設もあるんだね!
日本乳がんピンクリボン運動(J.POSH)と提携して入浴着での入浴をおおやけに認めている温泉施設があるんです。
北は北海道から南は佐賀県まで多くの施設が登録されています。
ピンクリボン温泉ネットワークに登録されている施設一覧
北海道
秋田県
栃木県
群馬県
東京都
神奈川県
富山県
長野県
三重県
京都府
滋賀県
鳥取県
山口県
徳島県
高知県
佐賀県
まとめ
この記事では乳がん治療中の方が温泉旅行に行くことができる条件と、注意点について紹介しました。
乳がん治療はストレスが溜まりますよね。ときにはしっかりリフレッシュすることも大切ですよ!
乳がんと生きることを楽しむことが人生を豊かにする第一歩です。それではまた次の記事で。


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