乳がんはなんで骨転移が多いの?
乳がんが転移する先として最も多いのが骨。
理由のひとつは、 乳がんと骨の“相性”がいいから。
実は骨は がん細胞を呼び寄せる物質(ケモカイン) を出しているんです。
さらに骨は
壊れて → 作り直される
というサイクル(骨リモデリング)を 一生くり返しています。
このとき骨の中から
成長因子
という物質が放出されます。
乳がん細胞は この成長因子を利用して 増殖しやすい環境を作ってしまいます。
これが 乳がんが骨に転移すると 増えやすい理由のひとつと考えられています。
そこで活躍するのが
「骨修飾薬」
ゾレドロン酸やデノスマブ(ランマーク)などの薬は
骨を壊す細胞=破骨細胞
の働きを抑えます。
骨が壊れるのを防ぐことで
・骨折 ・痛み などを防ぐだけでなく、
がんが増えやすい環境を抑える
役割もあるんですね。