自分らしく手術を決める方法
乳がんの手術を決めるときに大切なのは、 自分が何を大事にしたいかを整理することです。 ただし、最初に大事なのは そもそも自分にどんな選択肢があるのかを確認すること。 乳がんの手術には、 乳房を…
乳がんの手術を決めるときに大切なのは、 自分が何を大事にしたいかを整理することです。
ただし、最初に大事なのは そもそも自分にどんな選択肢があるのかを確認すること。
乳がんの手術には、 乳房を残す乳房温存手術と、 乳房を全て切除する全摘があります。
早期乳がんの一部では、 温存+放射線と全摘で生存率は変わらないとされています。 だからこそ、 「どちらが医学的に正しいか」だけでなく、 どちらが自分に合っているかを考えることが大切です。
考えるポイントは4つです。 ① 見た目や感覚 傷あと、胸の形、乳房を残したい気持ち、再建をどう考えるか
② 安心感 再発や取り残しへの不安をどう考えるか
③ 時間と通院 温存では術後に放射線で通院が必要になることもある
④ 費用や生活への影響 仕事、家事、育児との両立や、通院費なども含めて考える
また、決め方にも正解はありません。
・自分でしっかり決めたい
・医師と一緒に決めたい
・十分説明を受けたうえで医師に任せたい
このどれでも大丈夫です。 「どう決めるか」も人それぞれです。 迷ったときは、 「私は何をいちばん大切にしたいんだろう?」 と自分に聞いてみてください。
“どっちが正しいか”ではなく、 “どっちが自分らしいか”
で決めていいんです。
そして、 その気持ちは遠慮なく主治医や看護師さんに伝えてください。 手術は、ひとりで抱え込まずに一緒に決めていくものです。
※参考:『乳がん手術を自分らしく決めるガイド 第1版』
No.3001