乳房の中ってどうなってるの?
乳房の中には、乳腺とよばれるミルクの管がアリの巣のように広がっています。
アリの巣の中の構造はそれぞれ、
・乳管 → アリの巣の道 ・小葉 → アリの巣の部屋(母乳を作る場所) ・乳腺 → アリの巣そのもの
とよばれ、このアリの巣の隙間を埋めているのが、間質という「土」。
その土の中を、ガスや水道管のように血管やリンパ管が通っています。
乳がんの多くは、このアリの巣の道や部屋、つまり乳管や小葉から発生します。
最初の段階では、がんはアリの巣の中だけ。これが非浸潤がん(ステージ0)です。
しかし進行すると、がん細胞は巣の外へ広がり、土(間質)へ浸み出していきます。ここからが浸潤がん(ステージ1以上)。
がんが土に広がると、血管やリンパ管にがん細胞が入り込むことがあります。
これが、乳がんの転移につながってしまうのですね。