乳がん治療には、公的な補助制度がたくさんあります。
「知らなかった」で損することがないよう、一覧で整理しておきましょう。
治療費を抑える制度
治療費・医療費
高額療養費を使ったあとに自分がいくら払うことになるのかは、受ける治療で変わります。年収と治療を選ぶと月ごとの額が出る 治療費シミュレーター を用意しています。
仕事・収入をサポートする制度
休んだときの収入補償
- 傷病手当金:健康保険から 給与(標準報酬月額)のおよそ2/3 を、最大1年6ヶ月支給
- 障害年金:長期にわたって働けない場合。等級により 月数万円〜十数万円
- 雇用保険の傷病手当:失業中で求職活動中に病気・けがで働けないとき、基本手当日額と同額 を給付
生活をサポートする制度
生活面の補助
- 介護保険:65歳以上、または40〜64歳で医師が回復の見込みがないと判断した場合に、要介護認定を受けて使える(自己負担1〜3割でサービス利用)
- 自立支援医療(精神通院医療):抗がん剤や治療経過のなかでうつ症状などが続き、精神科への定期通院が必要になった場合に対象
- 生活保護:困窮時の最終手段
- 自治体の見舞金・補助金(がん患者見舞金など、自治体ごとに差がある)
外見ケア・特殊な治療への補助
その他
- アピアランスケア補助金:ウィッグ・補正下着・人工乳房など。自治体により 1〜3万円程度 が目安(実施していない自治体もあり)
- リンパ浮腫弾性着衣(弾性スリーブ・ストッキング):腋窩リンパ節郭清をした人が対象。保険適用だが 療養費払い(窓口で一旦全額支払い→申請で7割還付)。部位ごとに2着まで、6か月たてば再購入も対象
- 妊孕性温存治療費助成:凍結保存時に 43歳未満 の人が対象。卵子凍結20万円・受精卵(胚)凍結35万円・卵巣組織凍結40万円まで(国の事業で、通算2回まで)
- 小児・AYA世代在宅療養助成
ご家族向け
家族のサポート
- 介護休業給付:家族の介護で休業する場合に 賃金のおよそ67% を最大93日まで給付
- 子育て世帯への補助(保育料軽減など)
- 子どもの医療費助成(自治体ごとに対象年齢・自己負担額が異なる)