細胞診・針生検・マンモトームの違い
乳がんの診断に使われる針の検査は3種類。 それぞれ得意分野が違います。
「細胞診」 採血くらいの細い針で細胞を吸い取る。 麻酔なし、その日に結果が出ることも。 主にわきのリンパ節が腫れている時や、良性のしこりを疑っているけど念のために…という時に行います。 ただし情報量が少なく、確定には不十分なことが多い。
「コア針生検」 太めの針で組織のかたまりを取る。 いま最も多く使われている方法です。 ホルモン受容体やHER2も調べられる。 局所麻酔をするので痛みは控えめ。
「マンモトーム」 真空吸引で組織を吸い出す装置。 エコーを見ながら行うエコーガイド下マンモトーム生検とマンモグラフィを見ながら行うステレオガイド下マンモトーム生検があります。 エコーガイド下をVAB、ステレオガイド下をマンモトームと呼んでいる施設が多い印象です。
3つの検査の中で唯一マンモを見ながら検査できるため、エコーでわからない石灰化を調べるのに最適。 一度の刺入で複数のサンプルが取れますが、その分検査が長く、人によっては痛みがあります。
どれを使うかは、見えるものによって決まります。
エコーでしこりが見える → コア針生検 マンモで石灰化だけ → マンモトーム 嚢胞の中身を確認など → 細胞診
結果が出るまでは1〜2週間。 待つ時間がいちばん心がざわざわする時期です。 ひとりで抱え込まず、信頼できる人と過ごす時間も大切にしてくださいね。
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