サブタイプ
さぶたいぷ(Subtype)
女性ホルモンを食べる口(ホルモン受容体)をもっているかどうか、増殖命令をうけとるアンテナ(HER2)をもっているかどうかの2つの要素の組み合わせで乳がんの性質を4通り(2×2)にわけたものだよ。
「どの薬が効くか」や「治療成績」がタイプごとに違うから、治療を考えるときの出発点になるんだ。
- 関係するひと
- 乳がんと診断されたひと全員
- 決まるタイミング
- 針生検の結果が出たとき(手術の結果で変わることもある)
- 調べる方法
- CNB(針生検)VAB(吸引式組織生検)手術の結果免疫染色
4つのサブタイプ
| HER2 陰性 | HER2 陽性 | |
|---|---|---|
| ホルモン受容体 陽性 | ホルモン陽性・HER2陰性乳がん | ホルモン陽性・HER2陽性乳がん |
| ホルモン受容体 陰性 | トリプルネガティブ乳がん | ホルモン陰性・HER2陽性乳がん |
ホルモン受容体は、ERとPgRのどちらかが1%以上あれば陽性とします。
同じサブタイプでも、しこりの大きさやリンパ節への転移によって実際の治療は変わります。
乳癌診療ガイドライン2026年版(日本乳癌学会 編)を元に作成
判定の流れ
サブタイプは変化することがある
がんのかたまりは、同じ性質の細胞だけでできているわけではありません。ひとつのしこりの中にも、少しずつ性質の違う細胞が混じっています。
そのため、どこを調べたか、いつ調べたかによって、サブタイプの結果が変わることがあります。
針生検と手術で異なる
たとえば、針生検で調べたときと、手術で取り出した組織を調べたときとで、結果が異なることがあります。針生検で取れるのはしこりのごく一部、手術でとるのはしこり全体だからです。
初発時と再発時で異なる
最初に診断されたときと、再発したときとでサブタイプが変化していることもあります。
転移先と原発巣/転移先どうしで異なる
もとのしこりと転移した場所で違うことも、転移した場所どうしで異なることもあります。
再発したらもう一度サブタイプを調べる
だから、再発したときには、可能であればその病変から組織を取って調べ直します。サブタイプが変われば、効く薬も変わるからです。前の結果のまま治療を続けるのではなく、いまのがんに合った治療を選ぶためです。
アンケート
あなたのサブタイプは?
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関連する状態・分類
ホルモン陽性・HER2陰性乳がんホルモン陽性・HER2陽性乳がんホルモン陰性・HER2陽性乳がんトリプルネガティブ乳がん
関連する用語
ホルモン陽性・HER2陽性乳がんER(エストロゲン受容体)HER2ホルモン受容体ホルモン陰性・HER2陽性乳がんホルモン陽性・HER2陰性乳がんPgR(プロゲステロン受容体)Allred scoreKi-67