「オンコタイプDXって、受けたほうがいいんですか?」
ホルモン陽性HER2陰性で、抗がん剤を上乗せするか迷うときに名前が出てくる検査です。
2023年から保険適用になり、保険適用の対象になる方には、ほぼ全員に推奨するのが今の主流です。
① まず確認:自分は保険適用の対象になる?
OncotypeDXは2023年から日本で保険適用。条件を満たせば、原則として受けることをすすめる流れです。
保険適用の主な条件(要主治医確認)
- ホルモン陽性HER2陰性
- 浸潤癌(非浸潤癌は対象外)
- リンパ節転移なし or 1〜3個(条件あり)
- 抗がん剤の追加を検討している段階
これらに当てはまらない場合:
- TNBC・HER2陽性は対象外(そもそも検査の目的が違う)
- リンパ節転移4個以上は対象外(抗がん剤がほぼ確実に必要なため)
- すでに抗がん剤の方針が決まっている場合は意義が小さい
② 自費で受けるという選択
保険適用にならない場合、自費(約45万円)で受ける道もありますが、実際に自費で受ける方はごく少数です。
費用を考えると、自費で受けるよりは 保険適用範囲内の臨床指標(Ki-67・グレード・腫瘍径・リンパ節転移数など)で判断するのが現実的です。
③ 主治医に聞くべきこと
結果が出るまでの時間と影響
検体を提出してから結果が出るまで 2〜3週間。
その間、抗がん剤治療の開始は待つことになります。緊急性の高いタイプ(TNBC的なふるまいが疑われる、など)の場合は、検査をパスして治療優先の判断もあります。
まとめ
※この記事は一般的な医学情報です。実際の治療方針は、病状、検査結果、体調、価値観によって異なります。必ず主治医と相談してください。