トラスツズマブ

商品名:ハーセプチン
抗HER2抗体薬 💉 点滴 HER2陽性 術前術後術後(高リスク)進行・再発
ブレきゃん!
増殖命令を受信するアンテナ(HER2)に貼りつき、シグナルを止めて免疫にも攻撃させる抗体薬。

📅 投与方法・期間

3週ごとに1回点滴(または1週ごとの少量投与)。

標準的な治療期間:術前・術後で計1年、進行・再発で病勢進行まで

⚠️ よくある副作用

  • 点滴時の発熱・悪寒(初回に多い)
  • 倦怠感
  • 軽い吐き気
  • 下痢
  • 軽度の心機能低下(要心エコー)

🚨 まれだが注意したい副作用

  • 心機能障害(心不全)
  • 重度のインフュージョンリアクション
  • まれに間質性肺炎

🍽 食事・飲み合わせ

他の薬:

  • アンスラサイクリン系(心毒性が増強)

🤰 妊娠・授乳について

この薬は妊娠中・授乳中は禁忌です。服用期間中の避妊について必ず主治医にご確認ください。

どんな人が対象?

HER2陽性乳がん の方が対象。HER2陽性とは、がん細胞の表面に HER2 という「増殖命令を勝手に受信するアンテナ」がたくさん出ているタイプ。

  • 術前・術後の標準治療(化学療法と併用 → 抗体単独で計1年)
  • 進行・再発HER2陽性乳がんの1次治療(多くはペルツズマブ+タキサンと併用)

どうやって効く?

HER2アンテナに 抗体としてベタッと貼りつき

  1. 増殖シグナルを止める
  2. 「ここにがんがいるよ」と免疫細胞に教える(ADCC)

の2段構えで効きます。免疫に標的を教える「目印貼り」が最大の特徴。

副作用:心機能のチェックが大事

最大の注意点は 心機能低下

  • 3〜6ヶ月ごとに心エコー で監視
  • アンスラサイクリン(ドキソルビシン等)と 同時併用は避ける
  • 多くは投与中止で回復する可逆性

お金の話

3割負担で 月2〜3万円程度バイオシミラー(後発品) なら月1万円程度)。1年治療なので長期にわたりますが、化学療法と併用する期間は高額療養費制度の対象になることが多いです。

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※ 現在飲んでいる薬・サプリ・市販薬がある場合は、主治医や薬剤師に伝えると安心です。

※ この情報は一般的な参考情報です。実際の治療方針・用量・期間は、病状・体調・他のお薬との兼ね合いで異なります。必ず主治医と相談してください。
最終更新:2026-05-19

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