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治療終了後の定期検査に通う
手術終了 → 乳がん治療の卒業まで
定期検査は手術が終わったところから始まります。術後治療を受けている間も、定期検査の対象です。
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定期検査の内容を確認しよう
定期検査の目的は、局所再発(乳房や領域リンパ節からの再発)を見つけることです。遠隔再発を見つけることが目的ではない点にご注意ください。
現在日本では INSPIRE試験(JCOG1204) で、定期的な全身の画像検査の意義について研究が進んでいます。術後の経過観察については、今後方針が変化していく可能性があります。
| 定期検査項目 | 頻度 | 対象者 |
|---|---|---|
| マンモグラフィ(対側乳房) | 1年ごと | 全員 |
| マンモグラフィ(手術側乳房) | 1年ごと | 部分切除術を受けた人 |
| 両側乳房(胸壁)超音波検査 | 1年ごと | 全員 |
| 乳房造影MRI検査 | 明確な基準なし | 再発高リスクの人/遺伝性乳癌卵巣癌と診断された人 |
| 全身造影CT/骨シンチグラフィー/PET-CT | 不定期 | 症状が出現したとき/腫瘍マーカーに異常を認めたとき |
| 頭部造影MRI | 不定期 | 脳転移を疑う症状が出現したとき |
※ 検査の内容・頻度は施設によって差があります。
↓↓
局所再発と診断された
局所再発治療チャートへ →
遠隔再発と診断された
転移・再発治療チャートへ →
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転移や再発を疑う症状に注意しよう
とくに遠隔再発は、症状の訴えや人間ドックの結果などをきっかけに見つかることがあります。どんなときに疑うのかは 記事(遠隔転移/局所再発を疑うのはどんなとき?) へ。
遠隔転移
骨
その部位の痛み(特に背骨・肋骨)
肺
息切れ/咳が続く
肝臓
右側のお腹の張り/みぞおちのあたりの圧痛
リンパ節
首付近・わきの下付近の腫れ
脳
頭痛/めまい/手足の麻痺
局所領域再発
乳房・胸
皮膚の赤み/皮下のしこり
わきの下
腫れ/しこり
これらの症状が続くときは、次の定期検査を待たずに主治医に相談してください。
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経過観察の期間を確認しよう
術後10年間の経過観察が一般的です。ただし、クリニックなどによっては生涯にわたって経過観察をおこなっている施設もあるので、通っている施設ごとに確認しましょう。
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生活習慣を見直そう
再発リスクと関連することがわかっている要素は次のとおりです。それぞれの根拠や詳しい解説は 記事(治療後の生活習慣と再発リスク) へ。
関連がはっきりしているもの
肥満
再発・死亡リスクが高くなることは確実。適切なカロリー摂取と運動で肥満を避ける
運動
運動する人は再発・死亡リスクが低いことはほぼ確実。週2時間半以上の早歩きなどが目安
喫煙
死亡リスクが高くなる可能性。禁煙が強くすすめられる
はっきりした関連はないもの
脂肪の摂取
再発リスクとの関連は明らかでない。過度に制限せず、総カロリーを抑える
アルコール
再発リスクが上がる可能性は低い。ただし新たな乳がんの発症リスクのため量は控えめに
乳製品
関連は明らかでない。肥満を招かない程度の適量なら問題なし
イソフラボン
リスクが低くなる可能性。ただしサプリメントでの多量摂取は勧められない
不安・抑うつ
再発リスクとの関連は明らかでない。症状が続くときは医療スタッフに相談を
まとめると 肥満を避け、無理のない範囲で運動を続け、たばこを吸わないこと。この3つが、いま確かな根拠のあることです。
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ALL CLEAR
乳がん治療 卒業おめでとう!
ここまでのチャートをすべてクリアした方は、晴れて乳がん治療の卒業です。
思いっきり、今後の人生を楽しみましょう。
思いっきり、今後の人生を楽しみましょう。
1年ごとの乳がん検診の受診は続けておきましょう
症状があるときは、10年経過後でも治療した施設に問い合わせましょう