がんの特徴図鑑 サブタイプ No.011
ホルモン陽性・HER2陽性乳がん
ほるもんようせいはーつーようせいにゅうがん(HR-positive / HER2-positive Breast Cancer)
概要
ER(エストロゲン受容体)とPgR(プロゲステロン受容体)のどちらかが陽性で、HER2も陽性の乳がん。日本では乳がんの約1割を占める。抗HER2療法・化学療法・内分泌療法の3つがいずれも対象になる。
- 関係するひと
- ER・PgRのどちらかが陽性で、HER2も陽性だったひと
- 関係する治療
- 抗HER2療法化学療法内分泌療法(ホルモン療法)
- 調べる方法
- CNB(針生検)VAB(吸引式組織生検)手術の結果免疫染色FISH法
関連データ
日本での分布
- ホルモン陽性・HER2陽性 9%
- ホルモン陽性・HER2陰性 64%
- ホルモン陰性・HER2陽性 5%
- トリプルネガティブ 8%
- 判定不能・不明 14%
全国乳がん患者登録調査報告第55号2024年次症例を元に作成
がんの広がり別の5年相対生存率(米国)
- 乳房に限局 99.5%
- リンパ節転移まで 91.5%
- 遠隔転移あり 48.7%
米国SEERの分け方で、ステージI〜IVとは対応しません。相対生存率は、がん以外の死因の影響を取り除いた生存率です。
米国SEER 21(イリノイ州を除く)2016〜2022年 Cancer Stat Facts を元に作成
判定の流れ
- 針生検などで取った組織を免疫染色で調べ、ERとPgRのどちらかが陽性であることを確認する
- 同じ組織を免疫染色で調べ、HER2が陽性であることを確認する(2+のときはFISH法で確定させる)
- ホルモン陽性・HER2陽性乳がん
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関連する用語
サブタイプホルモン陰性・HER2陽性乳がんホルモン陽性・HER2陰性乳がんER(エストロゲン受容体)HER2ホルモン受容体PgR(プロゲステロン受容体)組織学的グレードKi-67
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参考資料
- 全国乳がん患者登録調査報告 第55号(2024年次症例)
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